日本ハムの監督に就任した新庄剛志さん。
新庄剛志さんといえば、破天荒で何事にもポジティブなイメージがありますよね。
でも実は新庄剛志さんは幼少期は貧乏生活をしています。
新庄剛志さんの生い立ちが壮絶とはなかなか想像が難しいですよね。
今回は、そんな新庄剛志さんの生い立ちや家族との関係を深掘りしていきます。
目次
新庄剛志の生い立ちが壮絶!
現役の野球選手だった時は、何かと目立っていた新庄剛志さん。
明るくポジティブなイメージの強い新庄剛志さんの生い立ちは壮絶です。
新庄剛志は貧乏家庭に生まれる
新庄剛志さんは貧乏な家庭に生まれています。
朝ごはんはなし。
夕飯のおかずは卵1個。
育ち盛りの少年には少なすぎる食事ですね。
家の窓ガラスが割れても直すお金がないからビニールを貼るだけ。
車の窓もビニールを張っていたそう。
新庄剛志さんは子供心に、
と思っていたそう。
裸足でかけっこした子供時代
当然靴を買ってもらうお金はありません。
新庄剛志さんは、学校での野球の練習の際は上履きを履いていたそう。
つま先がカラフルなゴム製の上履きは運動用ではありません。
激しい野球の練習に当然耐えられるはずないですよね。
すぐにゴムがぶよぶよになってしまい使い物になりませんでした。
新庄剛志さんは、学校の運動会でも靴がない状態。
そこで、裸足で全力で走ってぶっちぎりの1位だったそうです。
当時から運動神経抜群だったんですね。
靴なしというハンデも感じさせないほどって素晴らしいです。
そんな新庄剛志さんに母親は、
と言ったそう。
新庄剛志さんの母親もなかなかですね。
見かねた父親が一度だけプーマの運動靴を買ってくれたそう。
新庄剛志さんが小学生の時に買ってもらった靴は、その一足だけ。
新庄剛志さんはめちゃめちゃ嬉しかったそうですよ。
破天荒な父を尊敬していた新庄少年
新庄剛志さんの父親はかなり破天荒でした。
喧嘩っ早いところがある父は、居酒屋のお客さんと些細なことで口論になりました。
その喧嘩を見るのが怖かったという新庄少年。
新庄剛志さんの父は、暴走族に1人で「うるせーぞ!」と突っ込んでいったこともあるそう。
あばらを折るほどの重傷を負わされた父。
でも次の日には普通に仕事に行っていたそうです。
ひどい熱が出てもどんなに体調が悪くても仕事は必ず行く父。
仕事が終わると飲みに行き、明け方に帰ってきていました。
そんな生活でも弱音は吐かず、必ず朝6時には起きて仕事に出かけていたそうです。
どんなに帰りが遅くても、翌日は寝坊なんてしないで、朝6時には起きて仕事に行っていた。睡眠時間は2~3時間。
やっていることはめちゃくちゃだけど、「疲れた」とか「今日は休み」なんて絶対に言わないところは尊敬していた。プライベートで何があろうと絶対に言いわけをせず、ただ黙々と目の前の仕事をやり続ける。
ちょっとハチャメチャな親父だけど、仕事の厳しさ、仕事をやり抜くことの大切さ、格好良さを、僕は親父の背中を見て学んだ。引用元:新庄剛志 わいたこら。
絶対に言い訳せず仕事に真摯に取り組む父を新庄剛志さんは尊敬していました。
仕事の厳しさ、仕事をやり抜くことの大切さ、格好良さを父親の背中を見て学んだそうです。
新庄剛志の母は気性が激しい
新庄剛志さんはもちろん母親の影響も受けています。
新庄剛志さんの母親はかなり気性が激しいようです。
- 運動会ではドヤ顔で裸足が一番という
- 新庄少年が靴ひもを結び直すと時間の無駄と怒る
- 新庄少年の父親に刃物を向ける
ざっとまとめて見ましたが、新庄剛志さんの母親もなかなか個性的ですね。
新庄剛志さんの母親には、かなりびっくりなエピソードがあります。
父親が酒を飲んで帰ってきた際、「おい、起きろ」と母親を少し蹴りました。
それに怒った母親が包丁を持ってきて父親に向かって突き進んだんだとか。
合気道の心得がある父親は刺される前に母親を押さえ込んで大事には至らなかったよう。
新庄剛志さんの母もいろいろ普段からの鬱憤が溜まっていたのでしょう。
それにしても包丁を持ち出すとは怖すぎますね。
新庄剛志の秀才すぎる姉は病気?
新庄剛志さんにはお姉さんもいます。
新庄剛志さんのお姉さん・真由美さんは2歳年上です。
お姉さんとの接点はあまりなかったという新庄剛志さん。
新庄剛志さんのお姉さんはめちゃくちゃ頭が良かったそう。
授業を聞いていればテストでも高得点が取れるという秀才。
その上スポーツも万能。
羨ましすぎですね。
新庄剛志の姉はALS?
そんな新庄剛志さんのお姉さんは大病を患っているそう。
2020年4月16日の「直撃!シンソウ坂上SP」の放送で語られています。
新庄剛志さんの姉は、体を動かすと筋肉が萎縮しほとんど動けないそう。
新庄剛志さんのお姉さんは体が黒くなってきているそうで、症状がかなり深刻なことがわかります。
当時50歳のお姉さんが、95歳のような体になっていると新庄剛志さんは語っています。
新庄剛志さんは2020年、野球選手復帰への挑戦をしています。
新庄剛志さんが野球にもう一度挑戦しようと思った理由の1つはお姉さんだったそう。
新庄氏は、2歳離れた姉が「動くと筋肉がぐーっと収縮し、肌が黒くなる難病なんですよ。95歳みたいな身体になってる」と重い病気であることを明かし、「この野球を目指すというのは姉ちゃんにも見せたいというのもある」と、現役復帰の一因となっていると語る。
引用元:livedoor NEWS
新庄剛志さんのお姉さんの病名は公式には発表されていません。
でも症状からするとALS(筋萎縮性側索硬化症)の可能性があります。
ALSになると、筋力の低下が症状としてみられます。
上半身に症状が出ると、キャップの蓋が開けにくくなったり腕が挙げにくくなったりします。
下半身の場合は立ち上がりにくくなったり歩きにくくなったり。
症状が進むと生活のあらゆることに支障をきたしてしまいます。
父親が病気だとわかった時も、引退宣言を撤回してまで野球を続けた新庄剛志さん。
野球をすることで父親を勇気付けられると思ったからです。
新庄剛志さんが現役復帰を目指したのも、
という新庄剛志さんなりの激励のメッセージだったのですね。
新庄剛志のポジティブさを作った家族
新庄剛志さんの生い立ちは貧乏で大変な環境でした。
でも、新庄剛志さんはそんな破天荒でポジティブな家族に支えられていました。
どんな状況でも前を向いてポジティブに挑戦する新庄剛志さん。
これからもポジティブさと負けず嫌いな精神で周りに元気を与えてほしいですね。