2021年7月14日にオリンピックの開閉会式の制作メンバーが発表されました。
ミュージシャンの小山田圭吾さんが楽曲制作担当に選ばれています。
しかし、過去の小山田圭吾さんの障がい者の同級生に対するいじめが発覚。
そのいじめの内容がかなりひどいもので、小山田圭吾さんの辞任を求める声まで上がるほど炎上してしまいました。
小山田圭吾さんの過去のいじめについて、海外メディアも報道しています。
海外メディアがどのように報道しているのかや海外の反応をまとめてみました。
小山田圭吾がくずと言われる理由!異常ないじめがヤバすぎる!
目次
小山田圭吾のいじめ問題が海外でも拡散
2021年7月14日日にオリンピックの開閉会式の制作メンバーが発表されました。
音楽担当になった小山田圭吾さんの過去が掘り返され炎上しています。
その内容が、小山田圭吾さんが過去に障がい者の同級生をいじめていたというもの。
オリンピック、パラリンピックにふさわしくないとかなりの批判を受ける事態に。
小山田圭吾さんのいじめは、海外のメディアでも報道されています。
小山田圭吾に対する海外メディアの反応
小山田圭吾さんに対して報道している海外メディアは3つです。
- 英メディア:The Telegraph
- 英メディア:The Guardian
- 仏メディア:Le Figaro
それぞれどのような内容で報道されているのか見てみましょう。
①英メディア:The Telegraph
イギリスの新聞社「デイリーテレグラフ」のオンライン版は、2021年7月17日に報道しています。
記事の冒頭には、
- 障害のある同級生を虐待し、他の生徒の前で性的な行為を強要したと語ったインタビューが問題になっている
- にもかかわらず、東京五輪の主催者は、日本の著名な音楽家が開会式に関わることを喜んでいる
と書かれています。
happyという単語を使って、
と表現していることに皮肉が感じられますね。
タイトルも、
となっています。
The Telegraphには、
- 小山田圭吾さんのいじめの内容
- 小山田圭吾さんが謝罪文を出したこと
- 組織委員会のトップ武藤敏郎さんが小山田圭吾さんの続投を望んでいること
なども記載されています。
記事全体としては、組織委員会が小山田圭吾さんを起用し続けることをかなり皮肉っている印象です。
②英メディア:The Guardian
イギリスの大手新聞社「ガーディアン」も小山田圭吾さんの件について報道しています。
英新聞社「The Guardian」では、小山田圭吾さんが謝罪したという部分を主に報道しています。
冒頭の文では、
東京2020オリンピックのオープニングで披露される音楽の制作者は、クラスメイトをいじめたとの報道の後に謝罪しました
となっています。
記事のタイトルも、
Tokyo 2020 composer apologises for historical bullying of disabled classmates
2020年東京の制作者は、過去に障がい者のクラスメイトをいじめたことを謝っています
と記載されています。
記事の内容は他にも、
- 小山田圭吾さんがとても深く反省していること
- オリンピックの不適切な言動で辞任した森喜朗前総理や佐々木宏さんのこと
- 組織委員会のトップ武藤敏郎さんが小山田圭吾さんの続投を望んでいること
などが書かれています。
- 森喜朗前総理が女性蔑視発言で辞任したこと
- オリンピックで不適切演出が問題となった佐々木宏さんが辞任したこと
に関して、
最近のオリンピックに関する恥は・・・
というように、今回の小山田圭吾さんの報道によって、
という印象を海外に与えてしまったようですね。
英新聞社「The Guardian」の記事全体としては、
小山田圭吾さんが謝罪した
というところに焦点が当たっているようでした。
③仏メディア:Le Figaro
フランスの日刊紙「Le Figaro」でも小山田圭吾さんのいじめについて報道されています。
いじめの内容や障がい者に対する差別発言の詳細などは記載されていません。
文の冒頭は、
となっています。
タイトルは、
un des compositeurs de la cérémonie d’ouverture s’excuse d’avoir harcelé des handicapés
開会式の作曲家の一人が障害者への嫌がらせをお詫びします
となっており、小山田圭吾さんが謝罪したことが大きく取り上げられています。
記事の内容は、
- 小山田圭吾さんが過去に障がい者をいじめたこと
- 組織委員会は小山田圭吾さんの発言を不適切と考えていること
- 組織委員会が小山田圭吾さんの続投を望んでいること
などが記載されていました。
記事全体としては、他の海外メディアより事実をさらっと書いているようです。
いじめの内容を詳細に書いている他のメディアとは異なる印象ですね。
小山田圭吾に対する海外の反応
小山田圭吾さんの過去のいじめに関して、海外の反応は批判的なものが多いようです。
So it turns out The composer for the Olympics/Paralympics Oyamada Keigo (also known as Cornelius) had admitted to abusing/torturing disabled children. He hasn’t been fired. His “apology” wasn’t much of one either.
Every time I get more and more disgusted with the Olympics.
— Mys. Maria “Amrai” (@moon_tempo) July 18, 2021
小山田圭吾は障がい者をいじめていたことを認めた。
でも彼は解雇されていない。
彼の謝罪もそんなに多くない。オリンピックにどんどんうんざりする
Since Oyamada is not willing to step down, the Olympic committee needs to fire him. (not sure why he was chosen in the first place despite what he’s done.)
Oyamada aka Cornelius has no right to represent Japan in anyway. It’s a disgrace.— EM (@EM61743519) July 18, 2021
小山田が辞任しないなら、オリンピック組織委員会は彼を解雇する必要がある。
(そもそもなんで選ばれたかわからないけど。)
小山田の別名コーネリアスは日本を代表する権利はない。それは恥だ
Japanese Olympic Committee decided to continue to employ Keigo Oyamada, notorious for bullying disabled classmates, whereas Japanese citizens want him to resign. If he could sincerely apologize until his victims allowed him, it would be good. However, he could not.#Paralympics
— True Seeker (@TrueSeeker16) July 18, 2021
日本のオリンピック委員会は、障がいを持つクラスメイトをいじめていた小山田圭吾の続投を決めた。
しかし日本人は、彼の辞任を求めている。彼が被害者が許すまで心から謝罪できるならいいと思うけど。でも彼はそれができていない。
海外でも、小山田圭吾さんに対する反応は厳しいですね。
小山田圭吾さんはなぜ辞任しないのか。
組織委員会は、なぜ小山田圭吾さんを解雇しないのか。
という声がとても多いようでした。
オリンピックの開会式まで後数日です。
オリンピック組織委員会が、どのように判断するかが注目されますね。
2021年7月19日、小山田圭吾さんが、五輪の楽曲担当辞任することが発表されました。
小山田圭吾さんが作曲した楽曲は、開会式では使用されないことも決定したようです。
小山田圭吾さんは、開会式のオープニング映像とともに流れる4分の音楽を担当していました。
東京オリンピックまで残りわずか。
4日前にして開会式の音楽が白紙です。
五輪組織委員会は、どのように対応していくのでしょうか。
様々な指摘がある東京五輪。
開催するからには、今まで死ぬ気で練習してきたアスリートたちが力を発揮しやすい大会にしてほしいですね。